愛媛県伊予市の市営住宅で松山市の無職大野裕香さん(17)の遺体が見つかった事件で、伊予署の捜査員が7月、死体遺棄容疑で逮捕された女(36)が住んでいた現場の部屋で女性が暴力を振るわれているとの通報を受け女と連絡を取ったが「一緒に住んでいた大野さんは1、2週間前に出て行った」と言われ、詳細は聴いていなかったことが16日、分かった。
伊予署によると、通報は7月19日で、当日に捜査員が女の部屋を訪問したが不在だった。夕方に女から電話で説明を受けたが暴行の有無などは詳しく確認しなかった。女のほか、無職の長男(16)と、出入りの16歳と18歳の少年を逮捕。
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