三重のコメ偽装で元社長ら逮捕
三重県四日市市の米穀販売会社「三瀧商事」が、中国産米を混ぜて国産米として販売したとされるコメ偽装事件で、県警は14日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで、名古屋市千種区千種、同社元社長服部洋子容疑者(78)ら4人を逮捕した。
内部告発を受けた農林水産省の調査で判明。同省は偽装されたコメの流通事件で「過去最大規模」とし、三重県警が昨年10月、関係先を家宅捜索し捜査していた。
逮捕容疑は、4人は共謀し、2013年4月1~30日ごろ、米飯類製造・販売会社2社に対し納品書に「国産」などと記載した上で、中国産米を混ぜた精米約13万7150キロを販売した疑い。
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