【ワシントン共同】バイデン米副大統領は12日、イラクのクルド自治政府のバルザニ議長、イスラム教スンニ派のジュブリ連邦議会議長と相次いで電話協議し、新首相候補に指名されたシーア派のアバディ連邦議会副議長への支持を取り付けた。ホワイトハウスが発表した。
米政府は、続投にこだわるマリキ首相の動向を注視。過激派「イスラム国」の脅威に対抗するため、イラクの各派を取り込んだ挙国一致内閣が早期に発足するよう圧力を強めている。
バイデン氏はバルザニ氏にアバディ氏と緊密に協力するよう要請した。
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