「普天間閉鎖」学生らが訴え
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大に2004年、米軍ヘリコプターが墜落炎上した事故から13日で10年となり、大学主催の「普天間基地から沖縄を考える集い」が開かれた。参加した学生や職員ら約200人は、市街地に囲まれた普天間の一日も早い閉鎖を要求。名護市辺野古への県内移設を批判する声も出た。
集会直後には上空を米軍機が飛び、変わらぬ現実を見せつけた。
墜落現場に建てられた記念パネルの前で、大城保学長(66)は「危険この上ない普天間飛行場を即時閉鎖し、撤去、返還することを日米両政府に強く要求する」との声明を読み上げた。
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