そごう元会長の水島広雄氏が死去
百貨店そごう(現そごう・西武)の元会長で、拡大路線を推進し経営破綻を招いた水島広雄(みずしま・ひろお)氏が7月28日午前8時21分、心不全のため都内の病院で死去した。102歳。京都府出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主はおい有一(ゆういち)氏。
1962年にそごう社長に就き、売上高日本一の百貨店グループに育て上げた。
しかし、バブル崩壊後は巨額の有利子負債が経営を圧迫。2000年4月、会長を辞任した。グループは自主再建を断念して民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。01年5月に強制執行妨害容疑で逮捕。最高裁で懲役1年6月、執行猶予4年が確定した。
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