1700人態勢の捜索続く
局地的豪雨による土砂災害に襲われた広島市では、一夜明けた21日も広島県警や消防、陸上自衛隊など約2700人態勢で、行方不明者の捜索や救助を続けた。県警によると、死者は39人、行方不明者は7人。新たに広島市安佐南区の無職田中和子さん(75)ら4人の死者の身元が確認され、身元判明者は14人になった。
広島県が航空写真を分析し、土砂災害は31カ所あったと確認した。うち土石流が28カ所、がけ崩れは3カ所。
広島市安佐南区の土砂崩れ現場では、行方不明になっている男子高校生を捜索。応援に来た大阪府警や岡山県警の警察官ら数十人がスコップで泥をかき出していた。
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