【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループが作成したワールドカップ(W杯)ブラジル大会の報告書が15日に公表され、全体の傾向を「負けないことより勝つことを重視した。とても前向きな哲学でサッカーの未来にとって明るい」と攻撃的スタイルを持つチームが多かったと総括した。
出場全32チームが個別評価され、日本は「規律正しく、組織的な守備」「中盤のプレス」「攻撃から守備への切り替えの早さ」などが長所とされた。1次リーグで敗退したアジア勢4チームは「創造性、アイデア、推進力、試合の流れを変えられる個の力」が欠けていたと指摘した。
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