広島で18人死亡、13人不明
19日深夜から20日未明にかけ、広島市の安佐南区、安佐北区で局地的な豪雨となり、土砂崩れや土石流が発生、多数の住宅がのみ込まれるなどした。広島県警によると27人が死亡し、生き埋めになるなど10人が行方不明。けが人も多数出ており、消防隊が救出や捜索を続けている。
日本海の前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録。広島市などに土砂災害警戒情報が出ていた。
県の派遣要請に基づき陸上自衛隊も救助活動に当たった。安倍首相は、救助に当たる自衛隊を数百人規模にするよう指示。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。