木曽路、メニュー偽装を謝罪
メニューに松阪牛や佐賀牛と一部店舗で偽り、別の安価な国産和牛を提供していた木曽路の松原秀樹社長は15日、名古屋市内で記者会見し「店舗を利用してもらったお客さまをはじめ、関係者に多大な迷惑を掛けたことを深くおわびする」と謝罪した。
木曽路は、対象店舗の利用客に連絡を取るとともに、申し出てきた利用者を対象に現金で補償する方針。松阪牛、佐賀牛と表示しながら、メニュー価格では1500円程度安い別の和牛の霜降り肉を使用しており、差額分を返金する。
木曽路は「原因の完全な特定には至っていない」として、松原社長を委員長とする社内調査委員会を設置。実態解明を進める。
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