広島の土砂災害、不明者26人に
広島市の土砂災害で、広島県警は21日、安否の確認が取れず行方不明の人が51人に上ると発表した。死者は39人で、死者・行方不明者は90人に達する恐れが出てきた。死者39人のうち、新たに17人の身元も確認し、身元判明者は計31人となった。
行方不明者は7人だったが、大きく増えた理由について、県警は消防との間で情報を精査した結果としている。
把握していない被災者もいる可能性があることから、県警は不明者の数がさらに増える恐れもあるとしている。
広島市は21日夜、22日にかけて雨が強まるとの予報があり、被災した広島市安佐南区の一部に避難指示を出した。
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