【南京共同】国際オリンピック委員会(IOC)は15日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の予防策として、中国の南京で16日に開幕する第2回ユース五輪の格闘技と水泳から感染地域の3選手を除外すると発表した。大会組織委員会との共同声明で、世界保健機関(WHO)のガイドラインに沿った安全対策と説明した。選手の具体名や国籍は明らかにしていない。
ユース五輪は14~18歳の選手が対象で、約200の国と地域から約3800人の選手が参加する。IOCの広報責任者は、保健衛生上の非常事態を宣言したシエラレオネに加え、新たにリベリアも不参加となったと明らかにした。
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