2014年1~6月の農林水産物の輸出額が2840億円となり、前年同期に比べ10・3%増えたことが14日、農林水産省の調べで分かった。海外での和食ブームや円安が追い風になった。このペースが続けば、年間の輸出額は2年連続で過去最高を更新する。
輸出額は肉や野菜、果実などの農産物、丸太や合板などの林産物、魚介類や真珠などの水産物のいずれも増えた。全体の輸出先を見ると、香港が616億円で最も多く、米国の418億円、台湾の386億円と続いた。
主な品目は牛肉が27・4%増の34億円、援助向けを除くコメが41・7%増の6億円、日本酒が9・1%増の54億円。
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