戦闘現場に取り残され拘束か
【キリス(トルコ南部)共同】シリア北部アレッポ郊外で拘束されたとみられる湯川遥菜さん(42)が、同市郊外バーブで過激派「イスラム国」に現在も拘束されているとの情報があることが分かった。湯川さんに直前まで同行していた反体制派武装組織「イスラム戦線」地区幹部が19日、トルコ南部キリスで共同通信の取材に証言した。
反体制派武装組織「自由シリア軍」幹部によると、湯川さんは同行していた混成部隊とイスラム国が戦闘になり、同部隊が退却した際、逃げ遅れて現場に取り残された。さらに誤ってイスラム国の戦闘員がいる方に向かい捕らえられた可能性があるという。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。