沖縄・辺野古で海底調査着手
沖縄防衛局は17日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに向け、海底ボーリング調査に使う台船を海上に設置し、海底調査に着手した。普天間代替施設の建設に向けた本格的な海上作業の開始となる。県民の大多数が県外移設を求める中、移設問題が最大の争点となる11月の県知事選を前に反発が強まるのは必至だ。
準備が整い次第、埋め立て地盤の強度や地質を調べるため海底の掘削を開始する。調査の期限は11月30日。
この日はクレーン車で台船を海に浮かべ、調査地点まで台船をえい航した後、固定のための支柱4本を海底に下ろした。
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