辺野古、海底調査へブイ設置
沖縄防衛局は14日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立てに向け、海上にブイを設置し立ち入り禁止区域を明示する作業を始めた。辺野古移設反対派の船による進入を阻止する狙いとみられる。防衛局は近く同区域内で海底ボーリング調査に着手する。普天間代替施設の建設に向けた海上での準備作業が本格化した。
ただ、県外移設を求める地元世論は根強く、辺野古移設反対派と防衛局側の衝突が懸念される。名護市の稲嶺進市長は、ブイ設置開始に「激しい怒りを禁じ得ない」とのコメントを出した。
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