政府は17日、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国への防衛装備品の輸出を目指し、日ASEANの外務・防衛当局者を集めたセミナーを9月下旬に東京で開く方針を固めた。防衛力整備を目指すASEAN各国から技術協力に関する要望を聴取するとともに「質の高い日本製品」(政府関係者)を紹介し、売り込みを図る。複数の政府筋が明らかにした。
安倍内閣は4月、武器や関連技術の輸出に関する新たなルールとして「防衛装備移転三原則」を閣議決定した。この後、日ASEAN当局間で本格的な意見交換を実施するのは初めて。
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