金沢市長が辞職願提出
金沢市の山野之義市長(52)は18日、初当選直前に競輪の場外車券売り場開設への協力を民間業者に約束したとして批判が高まっていることを受け、市長辞職願を市議会議長に提出した。
議長らが今後の対応を協議する。市議会は午後に全員協議会を開き、山野氏から経緯を聞く予定だった。
山野氏や代理人弁護士によると、市議だった2010年10月、市内に名古屋競輪の場外車券売り場設置を計画していた業者との間で、地元合意が得られれば市長当選後に協力するとの念書を交わした。11月の市長選では業者の支援を受けた。
山野氏は今年12月の市長選に立候補する意向を表明していた。
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