都内ホームレス、4割が襲撃経験
東京都内の駅や公園、河川敷などで生活するホームレスの4割が、石を投げられたり、殴られたりといった襲撃を受けた経験のあることが14日、生活困窮者への支援をするNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」などの調査で分かった。
同法人などはこの日、ホームレス襲撃の実態調査や、都民への啓発活動をするよう都に申し入れた。要望書で「実態は非常に深刻。背景に社会的な差別や偏見を見て取れ、事態を放置すれば重大な被害を生みかねない」と訴えている。
調査は6月28日~7月14日、アンケート形式で新宿や上野、浅草などで生活する347人のホームレスから聞き取った。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。