【ゴマ(コンゴ東部)共同】西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱をめぐり、AP通信は16日までに、隔離された感染地域でこれから数カ月間に約100万人が食料難に陥る恐れがあると報じた。世界食糧計画(WFP)関係者の話として伝えた。
ギニア、リベリア、シエラレオネは感染拡大を防ぐため、感染者が集中する3カ国の国境周辺の地域を封鎖。軍や警察が人や物資の動きを制限している。農村地帯から穀物が届かなくなったり、市場が閉鎖されたりして、食料価格が高騰しているという。
一部の航空会社は3カ国に発着する便を停止した。
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