幻覚や意識障害などの恐れがある危険ドラッグに関する110番の件数が、東京都内で今年1~7月で計379件に上り、昨年同期に比べ7割増えていたことが14日、警視庁への取材で分かった。国の規制をかいくぐり、乱用に歯止めがかからない現状が浮き彫りとなった。
警視庁によると、主な通報内容は「危険ドラッグを吸って気持ちが悪いという客が駆け込んできた」(店員)、「夫がハーブのようなものを吸って具合が悪くなった」(女性)、「インターネットで購入した危険ドラッグを使用し、近所の住民とトラブルになった」(男性)など。
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