【北京共同】中国商務省は18日、世界から中国への7月の直接投資実行額が前年同月比17・0%減の78億1千万ドル(約8千億円)だったと発表した。日本からの投資が引き続き振るわず、欧米からも落ち込んだ。中国の人件費の上昇などが背景にあるとみられる。
異例の大幅減となったが、昨年7月の投資額が24・1%の大幅増だったため、その反動が出た可能性がある。
1~7月の累計も前年同期比で0・4%減り、711億4千万ドルだった。日本からの投資は45・4%減と、日中関係悪化の影響が続いている。欧州連合(EU)は17・5%、米国も17・4%下がった。
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