辺野古「内陸部も環境アセスを」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、同県名護市辺野古の内陸部に新たな施設を建てる未公表の計画図案が作成されていた問題で、滑走路建設が具体化した2006年、米軍が内陸部の施設についても環境影響評価(アセスメント)を実施するよう求めていたことが13日、共同通信が入手した米軍内部文書から分かった。
米軍文書は、滑走路をV字形に2本建設する移設案が固まった直後の06年4月20日付。「環境」の項目に「日本政府は沿岸部のアセスしか考えていない」と記載。「(内陸部の)辺野古ダム地域、米軍キャンプ・シュワブ陸上部もアセスを推奨」としている。
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