在日米軍司令部(東京・横田基地)がオバマ米大統領の訪日を控えた今年4月上旬、米軍人による靖国神社訪問について「今は望ましくない」との見解を示し、20人以上の訪問予定が取りやめになっていたことが16日、分かった。米軍人は参拝や見学、自衛隊員との交流などさまざまな形で靖国神社を訪れているが、中韓などへの外交的な影響を懸念し、自粛したとみられる。
米軍関係筋によると、4月上旬、20人以上の団体で靖国訪問を予定していた所属軍人に、在日米軍司令部の副司令官が「この時期の訪問は望ましくない」との見解を伝え、訪問が中止された。
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