NYで辺野古移設の反対訴え
【ニューヨーク共同】訪米中の沖縄県名護市の稲嶺進市長は17日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を議論するニューヨークでの市民集会に出席した。県民の多くは県内移設に反対で「(強行すれば)民主主義の否定で人権蹂躙に当たる」と述べ、移設反対を訴えた。
市内の小規模なホールで開かれた集会には沖縄県出身者や沖縄問題に関心のある米国人ら約60人が集まり、移設に慎重な人が中心だった。市長は、太平洋戦争後の沖縄と米軍との関わりや沖縄に基地が押し付けられてきたとの考えを説明した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。