米探査車、走行距離トップ
【ワシントン共同】2004年から火星で活動を続けている米国の無人探査車「オポチュニティー」の走行距離が40キロを超え、旧ソ連の月探査車が持つ地球外での走行記録を抜いて世界一になったと、米航空宇宙局(NASA)が28日発表した。
火星では12年から後継のキュリオシティーが活躍しているが、オポチュニティーは着陸から10年を経て、今も健在な長寿探査車。NASAの研究者は「当初は1キロ程度の走行しか想定していなかっただけに、すごい快挙だ」としている。
NASAによると、火星に着陸してから今月27日までのオポチュニティーの走行距離は40・25キロ。
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