あまちゃんの里、夏本番
東日本大震災の津波で被災し、昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった岩手県久慈市の小袖海岸で3日、夏恒例の「北限の海女フェスティバル」が開かれた。被災した施設はまだ復旧していないが、海女の素潜り漁を見ようと、ことしも全国から多くの観光客が訪れた。
イベントで遠藤譲一市長は「昨年は、大きな力をもらった」とあいさつ。ベテランや高校生の海女がウニの素潜り漁を披露すると、見学者から大きな拍手が湧いた。
東京都から一家4人で訪れた会社員長谷川広一さん(41)は「ドラマを見て初めて来た。採れたてのウニは海の味がしますね」と満足げだった。
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