透明なオタマジャクシがカエルに
三重県鳥羽市の鳥羽水族館で展示されていた皮膚が透明なオタマジャクシが、カエルに成長した。これまで透き通っていた体は全体的に白みを帯びたが、内臓は黒っぽく透けて見える。
体長約1・5センチのニホンアマガエルで、劣性遺伝や突然変異による色素異常が原因とみられる。オタマジャクシの時に東京都内の池で見つかり、約30匹が寄贈された。数匹が死んだが、約25匹がカエルになり、うち8匹を展示している。
来館者からは「かわいい」「きれい」などの声が上がっている。担当者は「なかなか見ることができない色のカエル。ぜひ多くの人に見に来てほしい」と話している。
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