気象庁は28日、東北と北陸が梅雨明けしたとみられると発表した。梅雨がない北海道を除き、全国の全ての地方で梅雨明けとなり、本格的な夏を迎えた。
北陸の梅雨明けは平年より4日遅く、東北南部も3日遅かった。東北北部は平年と同じ。昨年と比較すると、10~13日早かった。平年と比較した梅雨期間は、東北北部が8日、東北南部が10日、北陸が11日長かった。
降水量が最も多かったのは東北で福島市の389・5ミリ、北陸では新潟県の佐渡島の392・5ミリで、ともに平年より100ミリ以上多かった。一方、100ミリ以上少なかったのは富山市や金沢市などだった。
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