任天堂が30日発表した2014年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が94億円の赤字となった。主力ゲーム機の販売が振るわず、赤字額は前年同期の49億円から2倍近くに拡大した。4~6月期の営業赤字は4年連続。
深刻な本業不振で、純損益は99億円の赤字(前年同期は86億円の黒字)となり、2年ぶりに赤字に転落。業績悪化に歯止めがかからなかった。
特に、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売が落ち込んだ。ソフトも苦戦した。売上高は8・4%減の746億円。
15年3月期の業績予想は営業利益400億円、純利益200億円の見通しを維持した。
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