熱中症、全国で8580人搬送
総務省消防庁は29日、21~27日の1週間に、全国で熱中症の症状で救急搬送されたのは8580人(速報値)だったと発表した。近畿や東海、関東甲信地方が梅雨明けし、各地で猛暑日(最高気温35度以上)や真夏日(30度以上)となったことで急増、前週の3309人の2・6倍となった。搬送時に亡くなったのは15人。
特に26日の搬送者は2489人で、7月の1日の搬送者数としては集計を始めた2008年以降で最多となった。亡くなった人も6人に上った。26日は全国の観測地点の4分の1に当たる231地点で猛暑日を記録した。
都道府県別では、東京が620人で最多。
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