台風11号、9日に四国上陸か
強い台風11号は8日、勢力を保ったまま、鹿児島県・種子島の南南東の海上を北上した。9日には九州南部に近づいた後、台風12号の影響などで記録的な大雨となった四国を経て中国地方へ進む恐れが高まった。
西日本の太平洋側を中心に降り始めからの総雨量が千ミリを超す可能性があり、気象庁は厳重な警戒を呼び掛けた。前線が延びる日本海側の広い範囲も暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となっており、大雨となる見込み。
大雨の影響では、岩手県奥州市の用水路に男性(78)が流され行方不明となり、山形県は住宅への浸水なども起きた。
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