ファーストリテイリングが4日発表した、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の7月の国内既存店売上高(速報)は前年同月比4・8%減となり、9カ月ぶりに前年実績を下回った。
台風による豪雨や梅雨明けの遅れなど天候不順がたたり、来店客数が12・0%減と大幅に減少したことが影響した。
ただ、熱を逃がしやすい効果がある夏用の機能性下着やジーンズ、スカートといった単価の高い商品の売れ行きは好調で、客単価は8・2%増と伸びた。
同社は今後の売上高の見通しについて「8月に入り、暑い日が続いており、回復するだろう」と話している。
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