三鷹ストーカー男に懲役22年
東京都三鷹市で昨年10月、高3の女子生徒=当時(18)=が刺殺されたストーカー事件で、殺人罪などに問われた元交際相手の無職池永チャールストーマス被告(22)=京都市=の裁判員裁判で、東京地裁立川支部(林正彦裁判長)は1日、懲役22年(求刑無期懲役)の判決を言い渡した。
林裁判長は「動機は身勝手で同情の余地は乏しい」と指摘。「逃げる生徒の急所を多数回刺しており執拗で残忍だ。計画性も高い」と述べた。
一方で「母親の育児放棄など、成育歴が一定程度影響した。若くて更生可能性がある」とし、有期刑の上限が相当だと結論付けた。
公判で両親は極刑を求めた。
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