【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は24日発表した経済見通しで、2014年の世界全体の実質経済成長率を4月時点から0・3ポイント引き下げ、3・4%と予測した。米国と、中国など新興国の経済活動が見通しよりも落ち込んだため。成長の鈍化は一時的とし、15年は4・0%の予想を据え置いた。
日本の14年については、4月の消費税率引き上げ前の駆け込み需要が想定以上だったため、0・3ポイント上方修正し1・6%と見込んだ。15年は1・1%に減速するとした。
IMFは「世界経済の回復には引き続きばらつきがある」と総括した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。