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原爆投下最後の生存者死去

[2014年07月30日 09:12]

セオドア・バン・カーク氏死去

 【ニューヨーク共同】AP通信によると、1945年に広島に原爆を投下した米爆撃機B29エノラ・ゲイの搭乗員12人の最後の生存者、セオドア・バンカーク氏が28日、米南部ジョージア州アトランタ近郊の高齢者施設で老衰のため死去した。93歳だった。
 広島、長崎への原爆投下から来年で70年となり、米側の原爆計画に携わった関係者の多くも他界。人類史上初の核攻撃に直接携わり、大量破壊兵器がもたらした惨状を上空から目撃した歴史の証人は、これでいなくなった。葬儀は米国時間の8月5日に行われる。
 長崎に原爆を投下した「ボックスカー」の搭乗員も既に全員が死去している。

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