東証、一時1万5千円割れ
8日の東京株式市場は、国際情勢をめぐる懸念が投資家心理を冷やし、日経平均株価(225種)は大幅反落した。一時、1万4800円を割り込み、約2カ月ぶりの安値水準となった。下げ幅は一時、400円を超えた。
午後1時現在は、前日終値比393円66銭安の1万4838円71銭。東証株価指数(TOPIX)は26・31ポイント安の1231・81。
前日に米ダウ工業株30種平均が下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも朝方から売りが優勢となった。
その後、オバマ米大統領が、イラクに対する限定的な空爆を承認したことが伝わると、中東情勢の悪化を不安材料に、下落幅を拡大した。
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