自公都議の「会費」大半は新年会
東京都議会が公開した2013年度の政務活動費のうち、自民、公明の議員が支出した「会費」の大半が、業界団体や地元商店会との飲食を伴う1~2月の「新年会」を対象としたものだったことが6日、分かった。1日のうちに複数の会合への支出を計上した議員もおり、6枚の領収書が添付された事例もあった。
これらの議員は「年初めに意見が聞ける機会は貴重」と説明するが、全国市民オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「自身の票固めが目的の可能性もあり、政務活動費本来の趣旨から外れる」と指摘。元兵庫県議の不自然な支出問題などが出る中、政務活動費の使途が議論を呼びそうだ。
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