防衛省、初の宇宙監視部隊創設へ
防衛省が、自衛隊初の宇宙部隊を5年後をめどに発足させる方針を決め、米政府に通告していたことが分かった。日米関係筋が2日、明らかにした。当面は、役割を終えた人工衛星やロケット、その破片など宇宙を漂う物体「宇宙ごみ」を監視し、人工衛星との衝突などを防止することを主な任務とする。
軍事、非軍事両分野の宇宙開発で米ロを猛追する中国をけん制する狙いがある。情報は米軍に提供し、陸海空に次ぐ「第4の戦場」と言われる宇宙分野でも日米連携の強化を図る。
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