ポト派元最高幹部2人に終身刑
【プノンペン共同】カンボジアの旧ポル・ポト政権による大虐殺を裁く特別法廷は7日、元最高幹部2被告について分割審理している最初の裁判の判決公判を開き、故ポル・ポト元首相に次ぐナンバー2だったヌオン・チア元人民代表議会議長(88)とキュー・サムファン元国家幹部会議長(83)に、それぞれ求刑通り最高刑の終身刑を言い渡した。
特別法廷では2012年にカン・ケ・イウ元政治犯収容所長(71)の終身刑が確定しているが、元最高幹部に対する判決は初めて。
ポル・ポト政権は1970年代後半に虐殺などで200万人近くを死に追いやったとされる。
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