台風12号、四国で大雨続く
黄海を北上する台風12号の影響で湿った空気が流れ込み、3日は四国を中心に大雨となった。台風の動きが遅く、西日本(近畿、中四国、九州)は4日も激しい雨の恐れがある。気象庁は土砂災害や河川の増水への厳重な警戒を呼び掛けた。
高知市は3日午前、市全域の約34万人に避難勧告を出した。高知県と徳島県の各地には避難勧告や指示が発表された。浸水被害も相次いだ。
気象庁によると、気象レーダーの解析では3日午前、高知県香美市付近で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられる。徳島県海陽町では同65・5ミリの非常に激しい雨を観測した。
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