情報セキュリティー会社シマンテック(東京)は30日までに、全国12の地方銀行について、インターネットバンキングを標的にした不正送金ウイルスを確認したと発表した。感染すると口座情報などが盗み取られる恐れがある。
既にメガバンクを狙った不正送金ウイルスの存在が判明しているが、同社の担当者は「標的が地方銀行にまで拡大している」と注意を呼び掛けている。12行の名前は明らかにしていない。
同社によると、今回確認したのは「トロイの木馬」と呼ばれるウイルスの一種。メールに添付されているファイルなどを開くと、パソコンがウイルスに感染する。
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