運輸安全委員会は25日、北海道で2012~13年に起きた事故やトラブル計3件の調査報告書を公表した。12年2月に函館線八雲駅構内で1両編成の普通列車が脱線した事故で、JR北海道が調査に当たる安全委に、直近の検査数値を改ざんし提出していたことが新たに分かった。レールの異常放置の発覚を免れようとしたとみられる。
一連のJR北海道問題は、函館線大沼駅構内で13年9月、貨物列車が脱線した事故を契機に、レールの異常放置のほか、検査数値の改ざんが常態化していることが明らかになった。
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