米、イラク空爆拡大
【ワシントン共同】米軍は米東部時間8日午前(日本時間同深夜から9日未明)、イラク北部クルド人自治区の中心都市アルビル近郊で、過激派「イスラム国」に対する無人機と戦闘攻撃機による2回の新たな限定空爆を行った。米国防総省が発表した。CBSテレビは、イスラム国側に複数の死者が出たと報じた。
これに先立ち、アーネスト米大統領報道官は8日の記者会見でイラクでの空爆について「オバマ大統領は作戦の終了日を決めていない」と表明。2011年末のイラクからの米軍撤退後、米国が初めて踏み切った本格的な軍事作戦は拡大、継続する可能性が出てきた。
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