伊吹文明衆院議長は29日午前、与野党の幹事長・書記局長らと国会内で会談し、議員定数削減を含む衆院選挙制度改革を検討する第三者機関のメンバーに平井伸治鳥取県知事や佐々木毅・元東大学長らを起用する方針を示し、了承された。メンバーの日程を調整した上で、9月初旬に初会合を開きたいとの考えも明らかにした。
伊吹氏は会談で「あらゆる政党から意見を聞き、バランスを取った」と人選に理解を求めた。各党から個別の人事に関する異論は出なかった。
第三者機関の正式名称は「衆院選挙制度に関する調査会」。
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