【ネピドー共同】日中両政府は8日、ミャンマーでの東南アジア諸国連合(ASEAN)外相関連会合に合わせ、岸田文雄外相と王毅中国外相との会談を設ける方向で最終調整に入った。9日にも実現させる方向だ。複数の日中関係筋が明らかにした。実現すれば、2012年12月の第2次安倍政権発足後、初めてとなる。岸田氏は9日、韓国の尹炳世外相とも会談する。
今後の折衝で、立ち話形式の接触となる可能性も残されているが、対話を行う点で日中双方は大筋合意している。岸田氏は8日夜、ミャンマーの首都ネピドーに入った。
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