すき家人手不足で初の赤字転落へ
ゼンショーホールディングスは6日、牛丼チェーンの「すき家」で人手不足による休業が相次いだことなどから、2015年3月期の連結純損益が、従来予想の41億円の黒字から13億円の赤字に転落する見通しだと発表した。赤字転落は初めてとなる。労働の過酷さや防犯面の問題が指摘されてきた、深夜の1人勤務を9月末までに解消することも明らかにした。
赤字転落は一時休業ですき家の合計の営業時間が短くなったことに加えて1人勤務をなくすことに伴う今後の人件費増加などが響くという。ゼンショーは、15年3月期の連結売上高予想も従来の5379億円から、5250億円に引き下げた。
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