【グアム共同】日本人3人が死亡した米領グアムの無差別殺傷事件の公判で陪審は4日、加重殺人などの罪で起訴されたチャド・デソト被告(22)は有罪との評決を出した。9月25日に裁判官が量刑を言い渡す予定。グアムには死刑制度がなく、最も重い量刑で仮釈放が認められない終身刑となる。
デソト被告側は量刑言い渡し後、不服がある場合にはグアムの最高裁に上訴できる。
デソト被告は13年2月、繁華街を車で暴走した後、観光客らをナイフで襲撃。茨城県の横田仁志さんが車にはねられて死亡し、栃木県の上原和子さんら2人が刺殺されたほか、日本人10人と地元住民1人が負傷した。
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