【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは10日、西アフリカ3カ国で爆発的に流行しているエボラ出血熱の最初の感染者について、3カ国の一つギニアで昨年12月6日に死亡した男児(2)とみられるとの研究チームの見方を報じた。研究チームが投稿した米医療専門誌ザ・ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの論文も参考にしている。
ウイルスの宿主とされるコウモリとの接触が疑われるが、はっきりした原因は不明だ。
タイムズ紙によると、男児は体調を崩して数日後に亡くなり、母親と姉(3)、祖母も相次いで死亡。当時は病名も分からず、エボラ熱の検査も受けなかった。
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