【エルサレム共同】イスラエル軍は7月31日、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けた。ガザの当局者によると、8日に始まった軍事作戦による死者は、1430人を超え、イスラエルによる対ハマス攻撃の犠牲者としては過去最悪となった。負傷者は約8千人に達した。
犠牲者の8割は一般市民と指摘される。ガザのパレスチナ人権センターによると、2008年12月~09年1月のガザ大規模攻撃の死者数は1419人で、これまでの最多だった。
国際社会の無条件の即時停戦を求める声が相次いでいるが、双方の対立は根深く、停戦実現の見通しは立っていない。
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