長崎県佐世保市で同級生を殺害したとして逮捕された高校1年の女子生徒(16)について、長崎地検は1日、捜査段階での精神鑑定を実施する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。8月中旬にも、長崎簡裁に鑑定留置の請求をするとみられる。
捜査関係者によると、被害者は首や左手、腹部が激しく傷つけられ、女子生徒は「ネコを解剖したり、医学の本を読んだりしているうちに、人間で試したいと思うようになった」と供述している。
このため地検は捜査段階で事件当時の心理状態や、刑事責任能力の有無を慎重に調べた上で、家裁送致する必要があると判断したとみられる。
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